車を売るとき、同じ車でも時期によって査定額は動きます。江別市の東海オートサービスです。
数万円の差が出ることも珍しくありません。今回は月別・季節別に中古車相場がどう動くのかを整理し、北海道ならではの売り時についてもお話しします。
相場が動く仕組み
中古車の買取価格は、販売店が「この車をいくらで売れそうか」から逆算して決まります。つまり売れやすい時期=高く買い取れる時期です。
そして「売れやすい時期」は、次の要素で決まります。
- 買いたい人が多い時期(新生活、冬前など)
- 販売店が在庫を増やしたい時期(決算期)
- その車種の需要が高まる季節(4WDやSUVなら冬前)
月別の傾向(北海道版)
| 時期 | 売るとき | 買うとき | 理由 |
|---|---|---|---|
| 1〜2月 | やや有利 | 普通 | 3月の需要期に向けて在庫を集める時期 |
| 3月 | 有利 | 不利 | 新生活需要のピーク。決算期も重なる |
| 4月 | 不利 | 有利 | 需要が一段落。売れ残りが値下がりする |
| 5〜7月 | 普通 | やや有利 | 動きが落ち着く時期 |
| 8月 | やや有利 | 普通 | 秋に向けて在庫を確保し始める |
| 9〜10月 | 有利 | やや不利 | 決算期+冬前の需要。4WD・SUVが特に強い |
| 11月 | やや有利 | 不利 | 冬直前。4WDは高値だが選択肢が減る |
| 12月 | 普通 | やや有利 | 年末で動きが鈍る |
まとめると、売るなら3月と9〜10月、買うなら4月と12月が基本線です。
北海道ならではの「冬前ボーナス」
道内で最も見逃せないのが、9月から11月にかけての4WD車・SUVの需要です。初雪が近づくにつれ、「冬までに4WDに乗り替えたい」という方が一気に増えます。
この時期は、4WD車やSUVの買取価格が明らかに上がります。今まさにその時期です。4WD車を手放すことをお考えなら、11月を待たずに動いたほうが有利です。
逆に言えば、4WD車を買うなら春先(4〜5月)が狙い目ということです。冬が終わって需要が落ち着いた時期に、次の冬に備えて買っておく。これができる方は、同じ車をかなり安く手に入れられます。
時期より大事な4つの節目
ただし正直に申し上げると、季節の影響より、車そのものの節目のほうが査定額への影響は大きいです。
1. 車検が残っているうちに
車検が切れると、査定が下がるうえ、運搬の手配も必要になります。車検を通してから売るのは基本的に損(車検費用ほど査定は上がりません)ですが、残っている状態で売るのは有利です。
2. 走行距離の節目を超える前に
5万km、10万kmといった区切りを超えると、評価が一段下がります。9万8千kmと10万2千kmでは、査定額がはっきり変わります。節目が近い方は、それだけで動く理由になります。
3. 初度登録から13年を超える前に
13年を超えると自動車税と重量税が上がるため、買い手にとっての魅力が落ちます。査定にも反映されます。
4. 自動車税の基準日(4月1日)の前に
自動車税は4月1日時点の所有者に課税されます。3月中に名義を移せば、翌年度の負担を避けられます。これも3月が売り時とされる理由のひとつです。
そしてもうひとつ、北海道特有の要素
サビが進む前に手放す。これは道内で最も大きな要素かもしれません。
エンジンが元気でも、下回りの腐食が進んだ車は査定がほとんど付かなくなります。冬を一回越すごとに状態は進みますから、「あと何冬乗るか」を考えて売り時を決めるという視点を持っていただくといいと思います。
まとめ
- 売るなら3月と9〜10月。買うなら4月と12月
- 北海道では、4WD・SUVは9〜11月が売り時、4〜5月が買い時
- 季節より、車検・走行距離・13年目・4月1日という節目のほうが影響は大きい
- サビが進む前に手放すのが、道内では最も現実的な判断
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